パスミル介護福祉士 過去問ノート

第38回 介護福祉士国家試験 問題76

発達と老化の理解(Bパート)

高齢者のセクシュアリティ(sexuality)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

ひとつ選ぶと、答え合わせが出ます。

正答と解説を見る

正答は3です。

解説

女性は閉経後にエストロゲンが減り、腟の粘膜が萎縮して分泌物が減ります。このため性交痛が起こりやすくなり、正答は3です。

  1. 誤り11990年に60歳以上の男女を対象に行われた調査では、男女とも老年期に無性化することはないとされています。異性への関心がまったく認められない人は、男性の5〜6%、女性の20〜30%でした。資料1
  2. 誤り2男性も、加齢とともに男性ホルモンのテストステロンの濃度が低下します。低下の仕方は、女性ほど急激ではありません。資料2
  3. 正答3閉経後はエストロゲンの低下で腟の粘膜が萎縮し、腟の分泌物が減ります。そのため、不快感やかゆみ、性交痛などの腟の症状が起こります。資料1・3
  4. 誤り4女性は50歳前後で閉経しますが、男女とも老年期になっても無性化することはないとされています。生殖機能を失うと同時にセクシュアリティを失うとはいえません。資料1
  5. 誤り51990年に60歳以上の男女を対象に行われた調査では、性差が大きいとされています。男性は性的欲求も異性への愛情も、女性よりはるかに強いという結果でした。資料1
根拠資料(3件)
  1. 資料1荒木乳根子「中高年のセクシュアリティ:これまでの研究から見えてきたこと」『高齢者のケアと行動科学』第25巻(日本老年行動科学会)(別のタブで開きます)
  2. 資料2大内尉義「性差から見た老化と疾病」『日本老年医学会雑誌』第42巻第6号(日本老年医学会)(別のタブで開きます)
  3. 資料3甲斐いづみ・髙村一紘「高齢者への包括的性教育」『月刊地域医学』第37巻第4号(地域医療振興協会)(別のタブで開きます)

最終更新:2026年10月5日。この解説は当サイト独自のもので、公益財団法人社会福祉振興・試験センターとは関係ありません。解説の方針

出典:第38回介護福祉士国家試験 問題76(公益財団法人社会福祉振興・試験センター)

誤りを報告する
何の誤りですか

返事が必要なときだけ書いてください。この報告についての連絡にだけ使います。

受け付けました。確かめて直したものは、訂正の履歴に載せます。

送れませんでした。時間をおいて、もう一度送ってください。

続けて解く

発達と老化の理解の問題を解く